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灰かぶる乙女

再び灰かぶりの物語を古文にてかかむ

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ある日、靴磨かすると飯遣らするとのなかに、お城に踊りのお召したまはりしが、あずきなどあおまめなどえだまめを混ぜたまひし、いまだに並ばぬかぎりは出づまじとのたまひし、潮垂るまでいとこころぐるしく侘びしと思ひたまふなかに、しろき御服着あそばす仏様まばゆき光から姿をみえあそばしし、「なほ、まめ並びはのこらせよ。おまへ、服を着、とみに城にゆけよ」とのたまひし、仏の御言ひことに聞きてとくそろへたまはりし、お城に着きたまはりしに、ねたしきに溢れきの目見のなかに選ばれきをお召しを受けたまはり、よむすがら二人で踊りたまはりき。